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髪と靴はメキシコ人の命です【日本・メキシコおしゃれ志向・前編】

好みはそれぞれ。あなたはどっち派?前編の今回はメキシコ人のおしゃれポイントをご紹介!

 

「おしゃれの基本は髪と靴」のメキシコ人

はじめにちょっとした豆知識から。

2015年GDP(国内総生産)ランキング。アメリカ・中国・日本がTOP3だけど、メキシコって何位くらいだと思う?

 

 

答えは15位。意外に高いんだ〜と思ったのはアタシだけ?ちなみに中南米のなかでは9位のブラジルの次だよ。詳しくは

世界の名目GDP(USドル)ランキング - 世界経済のネタ帳

 

とはいえかなり富は片寄っているので、街には裕福でない層の人たちも多く見られるのが現実。でもそんな人たちも…ヘアスタイルはちゃんとしていることが多い。ともかく老若男女問わず、ほんとうに皆さん頭の身だしなみは気合い入ってるんだな!

 

それもそのはず。彼らのオシャレのポイントは頭と靴なのだ。 

 

街にはEsteticaと表記された美容院と靴屋がともかく多い。石を投げればどちらかにあたりそうな勢いだ。

いや、一番当たるのは犬のpopo(幼児語でうん◯のこと)か。これはメチャクチャ多い。道を歩く時は足元注意だ。夜中は恐怖だ。話がそれた。戻そう。うん。

 

 

え〜と。例えば男子。

いつでもさっぱりカット(一説には二週間に一回)。さらに小学生くらいからすでにジェルでつやつや固めている。とーぜん寝グセなどありえない!

 

日本では寝グセのまま登校する男子は当たり前だし、オトナになっても逆に世の女性に「かわいい〜」と結構好意的に受け入れられるコレ。そもそもメキシコで男子がカワイイなど、マッチョ信仰が衰えないこの国ではありえない。ついでにヘアスタイルに構っていないことがバレバレな寝グセ。ありえない!

 

まあ、あちらは朝シャワーが当たり前のお国柄だから実際はこれで解消だ。たとえ寝坊しても遅刻してでも朝シャワーはするでしょ、彼らなら。

例えば学校や仕事に遅刻したって

「どうして遅刻したの?」

「いや、急に雨が降ってきたから」

「あらそう。じゃ、しょうがないわね」

で終わりの国である。「寝グセ直してました」と本当のことを言っても平気かもしれない。何はともあれ髪型は、彼らにとってとーっても大事なことなのである。

 

そして靴だっていつでもピカピカ!スニーカーだって洗濯機でグオングオン洗っちゃう!その洗濯機でタオルを洗うコチラの気持ちなどお構いなしだ、ぐすん。

 

そうそうアイロンもきちんとかけるね、メキシコ男子!別れたダンナがTシャツやジーンズにアイロンかけ始めたときはホントかよ!と思った。別にそれで別れたわけじゃない。

 

 

 

そして女子。

手のこんだ編み込みヘアの小学生は当たり前。手先が器用なのはけっして日本人だけではない。またクセっ毛の子が多いがボサボサ・バサーなんてことはまずない。やはりつやつやスッキリ!である。

 

ちなみにピアスはほぼ赤ちゃんのときに開けているからこれまた小学生では当たり前。ついでに15歳位なら化粧も当たり前にバッチリって子が多い。

 

 靴は男子の項と全く同じ。いつでもピカピカで新品のようである。

えーと。だからってその靴で、アタシのベッドに上がるのはやめてほしいな。うん。いや、だから外にはさ、ワンちゃんの落とし物がワンサカあるわけさ。そこをさ、100%避けているとはいるとは断言できないその靴でだね、うん。確かに見た目きれいだけど。いや、その。あの。

 

ああ〜見なかったフリ!

 

アッチに住んでいたとき義理の姪っ子たちや友人の妹たちがポンポンアタシのベッドに乗ってくるのが最初恐怖だったけど、人間慣れってこわいねえ。

 

別の意味で見ないフリを覚えた話はこちら。


 

えーと。髪と靴だったね。そう。女子もこの二つはいつでもキレイ。それなりに手間もお金もかけているね。それに較べると洋服にはあんまりお金をかけている感じがしない。

また若者女子はまず制服以外スカートをはかない(なんで?と聞いたら「ダサいから。あんなのはくのはオバさんだけよ!」と言われた)。へそ出しジーンズ以外はボトムズとして認知していない勢いである。

 

 

もちろんセレブの方々は全てにおいてお金も力も注いでいるが、そうできない一般庶民が力を注ぐところ。それが自分の上と下。つまり髪型と靴、なのである。

 

言い換えるなら「頭」でも外側は磨くが内側はあんまり磨かない。


大事なのは見た目!カッコ良くってなんぼ!ビジュアル重視!それがメキシコ人のおしゃれの考え方である。

 

じゃあ日本人のおしゃれポイントって?長くなってきたので前後編に分けるね。続きはこちら。

 

ではまたね!