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目からウロコのシとツの書き分け【知っ得・日本語ルール】

もと日本人妻・みゆまっしー。今回はこの続き。

メキシコ人、外来語で苦労する。その実例がコレ!

この記事で宿題になったかなの書き方問題。そう、この赤字のような問題だ。

カタカナはひらがなより更に簡略化しているだけに、ちょっと見、似ている字が多すぎる。

ソ。シツ。ン・・・

 

 

まあ、外国人の日本語学習者のみならず、日本人だって実は苦手なこの辺の書き分け術。今日はアタシがこの道のスペシャリストから伝授された必殺の書き分けルールを君にだけ教えちゃおうって回であ〜る!

 

外国人のダンナや奥さんをお持ちの方、

字がヘタクソすぎで暗号と化した連絡帳に日々悩むおウチの方、

直筆するくらいならいっそ筆記用具のない国家を樹立したいと考えている悪筆さん、

日ペンの美子ちゃんに頼らずこの記事でサクッと解決といきましょう!(美子ちゃん懐かしい〜!と思ったヒトはリンク踏めば懐かしマンガに会えるよ〜!)

 

 

さて。ではさっそく始めよう。

一番悩みが多いのが何と言ってもコレ。

である。これからいこう。

 

さて。このカタカナを書き分けるにあたって、まず見てほしいのがこのそれぞれのひらがなである。

 ここで注目してほしいのは次の二点。

  1. し:縦にまっすぐのびて、つ:横にまっすぐのびる。
  2. どちらも書き始めの位置より手前で書き終わる。
    (例えばし。上まで伸びてったら英語のUみたい。これ❌)

改めて言われると「ま、確かにそーね」ってなもんで、ひらがなは皆そんな困っていない。では、そこでカタカナを見てみよう。

 

まずはシ。

実はひらがなのルールと一緒なのだ!

  1. 縦がまっすぐ揃っている。上から順にテン、テン、でシューッと上に伸びる。ひらがなの形と一緒!
  2. 3画めはひらがなと同じ。上までいかず途中で終わる!

 

次はツ。

ほれほれ。これまた一緒。

  1. ひらがなと同じようにテン、テン、シューは左から横に進んでいく。で、それぞれの書き始めの位置がまっすぐ揃ってる。
  2. で、やっぱり書き終わりは最初のテンより右側、途中で終わっている。

 

聞いちゃえばなんてことはないだろう。しかしコレは応用できるルールだ。ほれ、この通り。

つまり「ひらがなを書くようにカタカナを書いていけば、自然と正しい姿になる」ということだ!

 

言い換えるならこういうことだ。

シ、ンなら縦ラインは揃うが、上のラインは揃わない。

 → いうなればの形。

ツ、ソは横ラインは揃うが、逆に縦ラインは揃わない。

 → いうなればの形。

 

さあ、書き始めの位置と書き終わりの位置に、今後ちょいと注意して書いてみよう。これでもう、アンタのシとツは、どう違うのさ!なんて言わさないよ〜〜

 

※ただ、外国人への指導ではちょいと注意!

これを読むと「書き順ってやっぱり大事だな〜」って思うよね。実際とめ、はね、はらいなんて書き順が合ってなきゃ出来ないワザな訳で。なんだけどね。

あまり早い段階で書き順をガミガミ言うのはやめておいた方がいいと思う(特に非漢字圏のヒト)。経験上。あと自分の語学学習の場合を考えても。

 

ただでさえアルファベットは大文字小文字で50ちょっとだけど、日本語はひらがなだけでそのくらいある。で、カタカナで倍(この後漢字まである)。最初に覚えることだらけ。なのに始めからストイックにガミガミ書き順とか言っちゃうと・・・まあ、たいていは

あーーもうムリ!やーめた!

になっちゃう可能性大。それよりは書き順メタメタでも、まずは興味を持って覚えてもらう・書いてもらう方を優先させたいのだ!

 

で、勉強が進んで行くなかで、なんか字がわかってもらえない?どうしたらキレイに書けるのかな?って本人が気にしだした頃にこういうワザを教えてあげれば、スットーンと落ちるってもんである!

 

ちなみにこのルール。先ほどこの道のスペシャリストから教わった、と言ったが。そのスペシャリストとは・・・

小学1年生の担任のA先生である。

 

コロンビアからの転入生の通訳補助員として半年教室でその子に付き添ったときに、一年生の国語はカタカナの授業中、こう教えているのをアタシも聞いたわけだな。

多分アタシが一番ほほう!すげー!なるほど、なっとく!と感動してたはず。

一年ボウズどもは、イマイチ感動が薄かった。やっぱりまだあまり困ってないからだな(おウチの人は困ってるんだろうが)。もうちょっと困ってからの方が、この必殺書き分けルールは理解できるのではないだろうか。

(そんな状態なんだからコロンビアからのMちゃんは・・・えっと。その前に色々覚えなきゃねレベルなので…でもお絵描きは好きだったよ!)

 

さて。なんだか最後は話が逸れてきてしまったが。

カタカナの書き分けルール。是非困ってるヒトこそホホウ!そりゃいっちょ気にして書いてみるべえか!と思っていただけたら御の字である。

 

ちなみに、アタシの元夫。

字はきれいだったよ。ジャポニカ学習帳のデカいマスの国語ノートを誕生日プレゼントであげると喜ぶ書き方オタクだった(実に安上がり!www)

漢字とかね、ともかく書くのが楽しかったらしい。スプーンなかなか書けなかったけどね。


おしまい。

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