さて、いよいよ今回は出発当日の流れをご紹介!私のケースは以下の通り。
- 出発日:2017年1月
- 出発地:成田空港第一ターミナル
- 使用航空会社:アエロメヒコ航空
- 目的地:シウダーファレス(メキシコシティで乗り換えあり)
- ペット概要:犬18,5kg、ケージ持ち込み・貨物室預け
いろいろ貴方のケースと違うところはあるかもしれないけど、だいたいの流れをつかむ参考にしてもらえたら嬉しいな。
では、本文スタート!
自宅出発!
※前日泊が必要な場合も基本は一緒だよ。
散歩・トイレをすませたら…いざ出発だ!
うちは前日2日分のご飯をあげているから今日は基本絶食だ。
パスポートに航空券のほか、検疫所に提出する書類を今一度確認。
詳しくは前回記事出発前日までにやることリストで最終チェック!
車は今までたくさん大好きなところにケージごと移動していたので、違和感なし。いそいそ乗り込む。むしろ期待値・高し。
よし!その調子だ、ハレル。
気づいたらメキシコだった、なんていう風にサクッと行っちゃおう。
みなさん、行ってきます!(姉の車で送迎)
※写真はイメージ(実はコレ2017/7/19のメキシコ旅行のもの)
成田空港到着
東京都下から成田まで。途中一回休憩をはさんで向かう(ハレルもトイレ休憩)。渋滞を考え早めに出たが、思いのほかスイスイ来て、検疫所との約束の1時間以上前に到着。
ここからは本編には直接関係ないが、到着時の私たちのポカミスをご紹介。こんなアホなこと、自分はしないわぁ〜と笑って読み飛ばすか、いっそのこと全部すっ飛ばしてね。
館内放送のお世話になる話(省略可)
リムジンバスの停留所番号を目安に「このそばのベンチで待っているから!」と告げ、6年生の甥と二人でターミナル前でハレルや荷物だけ下ろし、姉&小1の甥は車を置きに駐車場へ。
ベンチに座って…ここで問題勃発!
げ!アタシが車の鍵を持ってる!
姉の車はキーを身につけてさえいれば鍵が開くわ、エンジン動くわ…のおりこうさん。休憩中に一度車に戻ったとき、姉から鍵を借りてたんだった…
きっと鍵をかけられなくて困ってるよ…
しかしアタシの携帯(ガラケー)は解約済。
電話ができないっ!
データ通信だけ可能のタブレットは生きているので、メッセンジャーやメールで連絡をするも返事なし。
甥っ子を伝令に飛ばし探させるが見つからず(こう言うときのために複数でいたのは良かった!)。
今度は彼に荷物・ハレル番を頼み、広い駐車場に行き姉の車を探す。多少特殊な色なのでなんとか見つけるも…いなーーーい!(とりあえず鍵を閉めておく)
ええ?じゃあなんで来ないの?
ベンチに戻っても甥っ子だけ。
こまった…どこ行っちゃったんだ…
と、そのとき…!
「アエロメヒコ◉◉便でご出発のみゆまっしー様、お姉様が◎◎サービスカウンター前でお待ちです…」
恥ずかしくも、まあこのおかげで無事落ち合えたが、せっかく一時間早く着いたのに、ちょうどその時間をロスしてしまった。
リムジンの停留所番号は他にも同じ番号があって、そっちで待ってたらしい。また携帯解約は知ってたので連絡手段がないと思い、メールチェックもせず、実家の母に連絡をしてたとか。タブレットは生きてるって、言ったはずなんだがな〜…
結論。
こういうときのために連絡手段を事前に確認しておく!もしくは最後まで携帯など連絡手段を確保しておく!
…次(あるのか?)は気をつけよう。
では、つづき。本日のメインへGO!
まずは検疫をすませよう!
予約時間に指定の検疫所へ行こう
事前の検疫所との連絡では、早く着いたら早く来ていいと言われていたが、結局ほぼ予約時間に行くことに。
今回使用するアエロメヒコは第一ターミナル発着。そこで検疫所も動物検疫所・成田支所の旅具検疫第1課へ向かう。
全国の動物検疫所一覧はこちら
成田・第一ターミナル検疫所の地図・詳細はこちら。
http://www.maff.go.jp/aqs/sosiki/pdf/narita1.pdfより
私は携帯電話はないので、ここに書いてあるようにサポートセンターの人に声をかけて電話で係の人を呼び出してもらう。
↓
係の人がすぐ来てくれた!
案内されたドアを入り、かなり長い距離の廊下をケージごとゴロゴロ移動して、やっととある部屋に到着。
※松の内は過ぎていたけど門松がまだあった!
↓
書類の確認
メールで事前に確認してもらっているのですぐ終わる。
↓
書類確認場所の奥が検査室?になっていて、そこで獣医さんが検診。これもあっという間だった。ビビリなのでちょっと心拍が早いですね〜と言われたくらい。
↓
終わって先ほどの部屋で待っていると、ほどなく書類を確認してくれた人が戻って来て、英文/日本語併記の犬の輸出検疫証明書(Export Quarantine Certificate For Dog)を2部発行してくれた。
一枚は青いCOPYというハンコつき。こっちは控えで付いてない方を入国先に提出だ。
↓
検疫済みの札をケージに貼ってもらう。
※このてっぺんの緑のもの。
※拡大するとこう。
ペラ〜っとぶらさげるか、ベタっと貼るか、どっちにする?と聞かれ、取れても面倒なのでベタっと貼ってもらった。
これで検疫手続き・終了!(もちろん無料)
↓
帰りは一人でゴロゴロ帰るも、道に迷って警備さん?に出口を教えてもらった。
入口入って出るまでの所要時間は30分というところ。他のお客さんには一度も会わず。いたらもうちょっと時間かかるのかな?ラッキーだった♪
搭乗手続きをしよう!
と、その前に。
私は最後の日本食・そばを満喫。まあ、それはどーでもいいのだが、
ハレルは最後のトイレだ。これは大事。
到着まで基本トイレタイムはなしだ!
この時、ターミナル内でケージから出して紐で連れていこうとしたら警備さんに怒られた。面倒でもケージごと建物から出て、そこで外に出しトイレをさせよう!
で、出発2時間前。カウンターに並ぶ。
ちなみにハレルは別料金を払っているので機内預け荷物には含まれない。
※ペットの代金については別記事ペットと一緒のときの航空券の買い方参照
アエロメヒコのエコノミーの場合、23キロまでの荷物2個までが無料だ。後は手荷物。服も計量されないので、ともかく着膨れている(昭和の昔、パンツいっちょでスタジオ入りして、自分が身につけた服は全部もらえる番組があったような気がするが、ある意味そんな感じ)。
自分の順番が来て手続き始まる。
案の定預け荷物が重量オーバーで、手荷物に詰め詰めしていたら、ハレルはやってきた係のお兄さんに運ばれて行った。
※ここから見送りに来た友人の写真。
おやおや。フツーにターミナルを出て行くぞ。
ゴロゴロゴロ…。リムジン乗らないよね?
なんと幌の付いたトラックへ!ドナドナ〜!
ちゃんとメヒコで会えますように。
おりこうさんでいられますように。
怖い思いをしないですみますように!
後はフツーに手続き。
※結局2キロ分手荷物に詰め切れず追加料金3000円強取られる。
搭乗!途中の飛行機内の様子は…?
数回気流が悪く、あちこちで「きゃあ!」と悲鳴が上がるほどの揺れ。
地震も嫌いなハレル。ちょっと心配になって、客室乗務員室に行って、
「自分は行けなくてもいいから、ちょっと様子を見て来てくれない?」と言ってみるも、そこには入って行けないから見にはいけない、と言われてしまった。
調べたなかには「小型犬など機内に一緒に乗れる場合も、他のお客様の迷惑になる場合は貨物室に移ってもらうことも…」という話があったので、貨物室に人が出入りできると思ったのだが、残念!
航空会社によって違うのだろうか。単に面倒で体よく断られたのだろうか。
仕方ない。映画やドラマで気を紛らわす。
出てくるワンコはハレルそっくり!
↑ TVの子。
↑ ハレル。
ああ、早くメキシコに着いてくれ〜!
到着は次回記事で!
到着・入国先の検疫については次回記事で。
こちらも相変わらずポカをやって、乗り継ぎに3時間もあったのに結局ギリギリになる、というバタバタ付き。
こういう失敗をしないように、という反面教師になれたら何よりです〜。
それではまた!
おしまい。
【ペットと海外シリーズ】
◉このカテゴリーの概要◉
2017年1月。日本からメキシコへのみゆまっしー(モンゴロイド日本語族176cm♀)とハレル(MIX犬18.5kg♂)の海外移動の備忘録&手続きのまとめ。
◉このまとめのTOPページ・目次はこちら
1ペットと一緒に海外に行こう!
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3マイクロチップのメリット・デメリットをトコトン解説
4狂犬病抗体検査は何故・いつ・どこでするの?
5ペットと一緒のときの航空券の買い方
6出発7日前までに絶対しよう・検疫所への書類送付
7出発前日までにやることリストで最終チェック!
8出発当日の検疫・搭乗の流れ(この記事)