このブログ主・みゆまっしーが制作し、yONAOSHI商会という屋号で東京近郊の各種手作り市に出店し販売しているモラ風アップリケTシャツ(バッグ)のまとめページです(最終更新:2016/11/11)。
1. モラとは?
モラは、いまや世界的に有名なパナマ土産となっています。サンブラス諸島 などに住む先住民のクナ族の女性が作る民族衣装を起源としています。クナ族女性のブラウスの腹と背中に縫い付けられてる「飾り布」のことです。 クナ語では、モラは服のことを意味していますが、「飾り布」を指す用語ともなっています。
※クナはスペイン人による命名で、自称はトゥーレ(Tule)かトゥレマラ(Tulemala)という
ちなみにこのクナ族の女性が腕や足に巻いているビーズアクセサリーのウィニという装身具が、当店のビーズアクセサリー『ヘビーズ(=ヘビのように長いビーズアクセ)』のアイディア元である。
モラもウィニも、どちらもアタシがメキシコに滞在しているときに友人から教えてもらったもの。しかし未だパナマに行ったことがないので本物に直接触れたことがない。
日本に帰ってきて、実は日本にたくさんのモラ愛好家がいると知りビックらこいたわけだが、といって未だ本物のモラを習い制作したことがない。アタシのは見よう見まねのなんちゃってモラである。布を巻き込んでまつったりする必要のない断ち切りOKのフェルトを使っている時点でズボラな性格が表れている。
しかし本物に対しての畏敬の念はもちろん持っている。ネット上の人様の画像を貼付けるのは抵抗があるので、どうか本物のモラをご覧になりたい方は「モラ 画像」で検索を。めくるめく色とカタチの洪水がアナタを襲うこと間違いなし!である。
このシリーズが「モラ風」とあえてぼかした表現なのはそう言った理由からである。
2. モチーフのデザイン元は?
技法元はパナマである。そしてモチーフ元はメキシコである。そう、言うなればアタシのVIVA中南米・オマージュ作品なのである。
※ちなみに別れたメキシコ人の元夫からはこーいうと烈火の如くよく怒られたもんだ。彼いわく「メキシコは中米ではない。北米だ!」と。なるほど。当事者にとってはきっと大事なことなのだろう。皆さんも気をつけて。
ネタ元はこちらである。
Jorge Enciso編:design motifs of ancient mexico
メキシコ・オアハカでこの本を見つけた日は一日笑いが止まらなかった(当時一緒に旅をしていたチリ人の女の子に呆れられた)。
今でも見るたびにヨダレが止まらない。
ちなみにこの本のなかの10点までだったら著作権フリーで使用できるのである。
※英語は苦手だが多分そう書いてある。 あるよね?…あってね!
そうして出来てきたのがウチのモラ風メキシコモチーフアップリケTシャツである!
3. 洗濯法は?
ウォッシャブルフェルト(洗えるフェルト)を使用しているため、もちろん洗濯可能。洗濯機洗いでOKである。
ただより永く楽しんでいただくために、できれば…
1)洗濯前に裏返す(フェルトに過度な摩擦がかからないように)
2)ネットに入れる(縫い目が引っかからないため)
3)モチーフをパンパン両手ではさみ・軽くたたいてから干す(モチーフのフェルトが波打たないための手アイロン)
この3ステップをしていただけると大変嬉しいです!
4. まとめ・aftercare
ちなみにこのサンプルで使用しているTシャツは約3年前に作った第一号。既に50回くらいは洗濯していると思うのだが(30回まではカウントした)、糸のほつれなど一切なし。それどころか…
フェルトがいい感じに絡んできて、それぞれの色が一体化しだし、かつ縫い目は目立たなくなってきている!育つフェルトである!
是非ご購入くださった皆さんも、末永くご愛顧いただいて、育てていってくださいね!
ちなみにもし糸切れが起きたり、モチーフ位置を変更して欲しいというようなことがあったら、事前にFBのメッセージやメール等で御連絡の上、イベント会場にご持参くだされば無料で修理・変更いたします。お気軽にお声かけください。
(2016/12以降はしばらくメキシコ滞在のため日本での出店ほか一切の活動は休止となります。ただ御連絡は随時お待ちしています。一時帰国時などに対応させていただきます)
こちらも現在ほぼ休止中。ですがモノづくりネタMEXICO版もお送りしますので、よかったらページにいいね!をお願いします。
おしまい。
今回はご購入くださった方へのお手入れ法案内でめっちゃ丁寧なのだ。
普段の書き方はこんな感じ↓