さて。夏も近づく八十八夜もとっくに過ぎ、夏もう来てる感満載である。夏生まれのアタシ、みゆまっしー。日本の夏はキライ。だって暑いんだもん。カラってしてればいいけどね。木陰に入れば涼しい、みたいな。でも日本の夏って逃げ場ないじゃん。そこで祭りに逃げよう!踊ってごまかそう!
そしてそのまんま今日のテーマに行っちゃおう!月曜のお題【日本語】。いったい踊りと何の関係が?まあ、いいじゃないか。今日もよろしくぅ!
もくじ・・・・・・・・・・・
1. 「々」は漢字?何て読むの?
2. どう変換するの?
まとめ
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1. 「々」は漢字?何て読むの?
答え)漢字ではない。読み方もない。
そう。言っちゃえば自分の国籍もない。名前もない。実にかわいそうな身の上の子なのである。しかし仲間はいる。
〃 ゝ ゞ 〈
みんなひっくるめて踊り字(おどりじ・をどりじ)、または「繰り返し符号」とか言われる。そう。符号なんだな。=(イコール)とかの仲間だ。
一応それぞれの符号の使われ方に決まりがある。一応呼び分けるための名もあるにはあるが、通称みたいなもんでなんとも頼りない。ま、見てみると
一つ点 ゝ ゞ など。夏目漱石の「こゝろ」だな。かなのくりかえしに使う。
同の字点 々 益々ご健勝のこと…ってやつじゃ。漢字の繰り返し用。
二の字点 〻 屢々(しばしば)・愈々(いよいよ)など一部の決まった語にはこの縦に「一つ点」が二個並んだものが使われたそうだが、今じゃ絶滅危惧種。こうして変換しても「々」でしか出てこなかった。さすがの昭和の申し子・死語復活委員会会長のアタシも使ったことはない。
ここまでは一語のくりかえし符号。2語以上だと
くの字点 〈 縦書きでしか使えないからなー。ここじゃ打てないや。
※丸谷才一氏「文章読本」より使用例を引用させていただきました
圧倒的に横書き優勢のパソコン文字の世界。やはりこれも絶滅危惧種だなあ。
ノの字点 〃 一般的には「ちょんちょん」と呼ばれる。語句や数字などの繰り返しに使われる。手書きだと便利だが(横書きにも対応するし!)パソコン時代は打ち込みが逆にメンドウで、なんとなく敬遠されてる感がある。ドンマイ。
2. どう変換するの?
ずばり!
「おなじ」で変換。するとこんな感じで出てくるだろう。しかし機種や日本語変換ソフトによってはでないことも。その時は
「きごう」で変換してみよう。これでも出てくるはずだ。しかし他の候補が多すぎて探し出すのがメンドウ。これなら「佐々木」と打っていらない字を消す方が早いかもしれない。
「くりかえし」でも出る場合もあるらしいが、アタシのパソコンやタブレットでは無理だった。あと「々」はバラすとカタカナのノとマになるから「ノマ・のま」とも呼ばれる。これで出ることもあるらしい。ま、時間があったら試してくれ。
まとめ
漢字でもない符号の踊り字。くり返し符号とも言われるが、実は他にも重ね字(かさねじ)、送り字(おくりじ)、揺すり字(ゆすりじ)、重字(じゅうじ)、重点(じゅうてん)、畳字(じょうじ)などとも呼ぶ場合も。…多すぎだ。やめてほしい。
だから、踊り字!一番楽しい。これでいいじゃないか!
ええじゃないか・ええじゃないか
よいよいよいよい!
お し ま い
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