今週のお題「秋の味覚」
もう、皆さん!秋の味覚って言ったら、これっきゃないですよね!
ええ、大丈夫です。日本語、わかってるつもりです。
味覚ですよね。今日のテーマ。
でもほら。料理ってまずは見た目で味わうものじゃないですか。
なので、まずは目でお楽しみください。
では、堪能しましたね?え?まだ足りない?でしたら本物をぜひ見に参りましょう。
秩父の手前、日高市巾着田。池袋から特急を使えば最短47分です。それで約500万本の曼珠沙華(彼岸花)が9月中旬から10月上旬に咲き誇る。おお、まさに時は今!
ちなみに、私。ここに約15年前。メキシコ人の友だちを連れて行きました。大失敗でした。とんだ大騒動になりました。詳しくはこちら。
ちなみにこの話。八回も続きます。長過ぎました。大失敗でした。ついでに毎日昼に更新していました。これも大失敗でした。昼ひなかの内容ではありませんでした(昼ドラにはなるのかも)。今、夜でしたら。よかったら。ひとつ。以上。宣伝終わり。
話を戻しつつ。この話では曼珠沙華(彼岸花)の毒の部分がテーマでした。
彼岸花は、花全体にリコリンやガラタミンなど約20種の有毒アルカロイドをもっています。毒は特に球根に多く含まれ、毒抜きせずに食すと、30分以内に激しい下痢や嘔吐に見舞われ、ひどい場合は呼吸不全や痙攣、中枢神経麻痺といった深刻な症状を引き起こします。
まあ、球根を一個食べたくらいでは致死量にはならないそうですが、小さい子や小さい動物にはたまりません。そこで田んぼのあぜ道やお墓にこの花がよく植わっているのは、作物やお墓だと…まあ土葬の場合は…ですね、そういったものをモグラやネズミなどといった生き物から守るためだったのですね。よくできています。
いつまでたっても味覚になりませんね。
大丈夫!フグだってあたるとヤバいが喜んで食べている我ら日本人!真偽はさておき飛んでいるものは飛行機以外なんでも食べる中国人と、どっこいどっこいな食い意地っぷりです。
そう。彼岸花だって食べちゃうんです!
大きなたまねぎのような形をした球根には、デンプンが豊富に含まれています。有毒植物なので年貢の対象外とされていたことから、食料が手に入らないときや深刻な米不足が起こったときには、イモと並ぶ貴重なエネルギー源とされていました。昭和初期には、彼岸花からデンプンを製造する企業もあったんですよ。
年貢の対象外!今でいう非課税!
米・イモ・彼岸花!ってくらいの重要度です。
では、その毒抜き方法を見てみましょう。
ここで大事なことは素人は気をつけろ!ということです。ま、フグと一緒ですね。こうした作業中、皮膚が弱いとかぶれたりするそうです。特に切り口から出る汁には要注意!もちろんこれから紹介する毒抜きが甘いと下痢だの嘔吐だのといった症状が現れます。免許をとってから行いましょう。免許?ドコで取れるのか知りませんが。
毒抜きの方法
1. 球根の外側を覆っている黒い皮を剥ぐ
2. おろし金やすり鉢を使って丹念にすりつぶす
3. 水でよく洗い、最低7回以上流水にさらして数日間毒を流す
4. 鍋で煮込み、天日干しにしてよく乾燥させて粉状にする
さて、ではいよいよ秋の味覚の本番です。
食用となった彼岸花・曼珠沙華をお料理に!先人の知恵を捜します。
「曼珠沙華 レシピ」 Google!
おおお!いきなりヒット!さすが231万品!クックパッドさんおそるべし!
さあ、さっそく見てみましょう!
あ、あれ?
ちょっと5つのレシピを覗いたんですが…どれも曼珠沙華。使ってませんが…
曼珠沙華さん、のページだったんですね…
カフェ開業、がんばってください。
もし開業したらお知らせください。曼珠沙華の花束もって参上します。
さあて!あきらめません!彼岸花・レシピ・Google!!!
彼岸花ちゃん…で、もうわかりました。
さすがのクックパッドさんでも…って、あれ?236万品?
ええと、さっきは…
20時12分時点で231万品だったんですよね?それが…
約1時間後で236万品!うおお!一気に5万品UP!?
ってことは1分間に833品、1秒で13,8品増えている!
さすが、食欲の秋!これは彼岸花ちゃんが悲願の彼岸花レシピをUPしてくれているかも!期待できます!では、どうぞ!!
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ごめんね。彼岸花ちゃん。これからだったね。大丈夫。アタシ、待ってる。
これ食べながら。
栗ごはん&秋刀魚
秋の味覚。おしまい!