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2016年冬、3歳半の保護犬ハレル(MIX犬 18.5kg ♂)を連れて、飛行機でメキシコに入国するまでのモロモロの準備や手続き…そういったことをなるべくリアルタイムでまとめていく【ペットと海外】カテゴリーへようこそ!
自分の備忘録なんだけど、国やペット(基本は犬猫)の種類が違っても同じように海外にペットと一緒に行こうと考えている人の参考となったらうれしいな。
今日はこの第一回目。ペットを海外へ連れて行く心構えと大まかな流れを語るよ! (最終更新:2017/6/15)
- 以前イギリスに数年転勤した友人家族の例
- 覚悟を決めてベストの準備をしよう!
- ペットと海外に行くまでにやることリスト
- 海外に連れて行けないかもしれない子達
- ★今日2016,10,31(月)のリアルタイム情報
リアルタイム更新が基本とはいえ。実はもうかなり終わってしまったミッションも多い。出発日はたぶん約一ヶ月後なんだが、今からだと間に合わないこともモロモロあったりするのだ!
以前イギリスに数年転勤した友人家族の例
例えば2000年頃のイギリスの場合。
狂犬病抗体検査をする ( ↓ 詳細はこちら)
狂犬病抗体検査は何故・いつ・どこでするの?【ペットと海外3】
↓
約一週間から一ヶ月で結果が出る
↓
その後日本で六ヶ月待機
↓
何ごともなければ晴れてイギリスに入国OK!
つまり行こうと思っても約半年かかったのだ!
※2012年1月から制度が緩和されているのでご安心を!
海外赴任って辞令が出て結構すぐ出発、ということが多い。当然友人の場合ワンちゃんの手続きが間に合わず、結局お母さんとワンちゃんだけ半年遅れでの現地入りになった。
お母さんは半年間、日本=イギリスを行ったり来たりの生活。特に最初の数週間はワンコを日本でお留守番させて向こうに行ってた。そうじゃないとお父さんが基本一人で自分の仕事の引き継ぎ、家の手配、子どもの学校の手配なんかもしなくちゃならないから。ともかくなんだかイロイロ大変そうだった。
もう二度としたくない!帰国後(もちろんワンコも一緒に帰ってきた)そうお母さんである友人が心から叫んでいたのが今でも忘れられない。
覚悟を決めてベストの準備をしよう!
そう。ただでさえ海外への引っ越しと海外での新生活。どっちも人間だけでも大変だ。そこにイロイロ立ちはだかるペット輸送の壁。だからって即ペットとの海外生活をあきらめちゃうのも違う、と思うんだ。
「ペットと一緒に海外へ行こう!」ってタイトルのこの記事を読んでくれているアナタは、引っ越し先で飼えないからと捨てる、なんて選択肢は考えもしないと思うけど、実際は日本国内でも平気で捨てていく人がいる。
新しいマンションはペット禁止だから。無駄吠えして迷惑だから。老齢だから・・・そんなのはモチロン論外。
でも…海外への移送が大変だ。かわいそうだ。それだけの理由でせっかく縁あって我が家の一員となった子と別れるの?次の里親探ししちゃうの?
またはその子のために、海外に行くことをあきらめちゃうの?
もちろん判断を下すのは人。ペットは選べない。ホントの気持ちはわかんない。
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確かに飛行機とかコワいけど…その後も一緒にみんなと暮らすためにボク頑張るよ!うん! |
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こわいこわいこわい。不安不安不安。やだやだ。だったら別の飼い主でいい。日本がいい! |
ドラえもんにホニャララ〜とかいう「動物とお話ができるアイテム」を出してもらいたいところだが。それができないなら仕方がない。
飼った責任は自分にあるから。お互いのベストをしっかり探そう。そして責任を持って決断しよう。そうしたなかで連れて行かない決断をするのもアリだと思う。
でも。私はそこで連れて行く決断をした。
というより、実は海外行きの方が先だった。
具体的には何にも決まっていなかったが、再び海外暮らしをしよう。それもメキシコからSTART!と決意してから、ハレルを飼い始めた。そこで、海外へ連れて行くことを前提で、少しでも自分も彼もストレス無く、心もカラダも余裕を持って臨めるよう早め早めの準備をしようと思っていろいろ調べ、万全の準備をしてきた・・・
つもりだった。が、できなかった(泣)
そこでこのカテゴリーではなるべく具体的に自分がやったこと、やらなかったこと、失敗したこと、こうしたら良いという改善点…を、書いていこうと思う。
ペットと海外に行くまでにやることリスト
この順にやっておくといいと思う順で3ステップにまとめた。
◉ホップ(海外行くかも?時期の下準備イロイロ)
ここは万が一海外に行かなくなったとしても無駄にはならないイロイロである。
- マイクロチップ装着
- 相手国の入国受け入れ条件の確認
- 出発時期の検討
- 帰国予定日のおおまかな把握
- 飛行機会社の検討
以上4つはここでまとめてチェック↓
- 国際旅客機遵守のケージの用意
◉ステップ(海外行きが確定した際の準備モロモロ)
タイトル通り。行くことが決まってから搭乗当日までにしなくてはいけないモロモロである。
- 再度【ホップ】の内容確認
- 狂犬病抗体検査
- 航空チケットの購入とペット枠の予約
- 出発地となる場所の検疫所への連絡
(申請書のダウンロード) - 獣医師に各種証明書の依頼
- 7日前までに輸出検査申請書のコピーを検疫所に送付
以上3つはこちらでチェック↓
出発7日前までに絶対しよう・検疫所への書類送付! - 出発地までの移動手段&ホテル手配
出発前日までにやることリストで最終チェック!
◉ジャンプ(いよいよ出発!その前後のアレコレ)
出発当日(出発便の時間によっては前日)から現地到着、そしてその後落ち着くまでのアレコレである。
- 検疫所での手続き
- 輸送中のご飯やお水・トイレやおもちゃetc.
- 輸入国での手続き
- 外国での暮らしで気をつけること
- 日本に帰ってくる時の手続き
※項目は今後加除訂正あり。
今後各項目を記事でUPしてリンクを貼っていくよ。そこでここはインデックス的なページとなる。
記事が間に合っていない部分をすぐ知りたい人は、ゴメン!検索で調べてね。きっと先人の知恵に到達するはずだ!ただそこの情報と現在の状況は変わっていることが多い。やはり最新の情報を入手するには
この二カ所は外せない。それにとても丁寧に教えてもらえるはず(私はいつも電話で親切に教わった)。そこで、ある程度の流れをネットで調べたら、まずこの二つに必ず電話やメールで問い合わせをすることをお勧めするよ! |
ともかく準備は
少し丁寧すぎるくらいでいい。
飛行機に一緒に乗れなかった!
このミスだけは絶対避けたいもんね!こわいこわい
さて、でもね。どんなに連れて行きたくても。ペットの種類や状況、渡航時期などでいけない場合もある。
海外に連れて行けないかもしれない子達
- 子犬(基本狂犬病ワクチンを生後91日以上で2回以上受けていなければいけないなどの決まりがある。一応大丈夫なこともあるので確認を!)、老齢、病弱、妊娠中、授乳中、既往症がある、投薬中、怪我しているような犬(猫)
→航空会社や相手国から断られることあり。たしかに輸送やその後の係留検査は負担大きいかも。 - パグ・ブルドッグ・フレンチブルドッグなどの短鼻犬種
→やはり航空会社に断られることあり(特に夏期) - 土佐闘犬→海外への持ち出しが禁止
その他国によって他の闘犬種も持ち込み禁止の場合あり。
何よりもまず、ここに該当する子と海外へ行こうと考えている場合は、絶対に先ほどの二カ所。入国する予定の国の大使館と、検疫所に確認してみよう。犬猫のほかの動物についてもここのリンクから調べられるよ!
それでは最後に。
★今日2016,10,31(月)のリアルタイム情報
この文を書くためにいろいろ検索をしていたら、ここにヒットした。
メキシコへ出入国する動物は、通関業者を通して入国手続きをしてください。通関手続きの手数料は業者によって大幅に異なります(手数料はメキシコ到着時に通関業者に直接お支払いください)。
え?自分でできないの?
聞いてないよ!ここまで誰もそんなこと言わなかったし。ちょいと調べたら別の国だけど20万とかかかるらしい。
速攻メキシコ大使館に電話っ!(15:00くらい)
でない!もしかしてメキシコ「死者の日」のお休みになっちゃってるとか?
関連記事 ↓
祝日は日本が多くてメキシコ最下位ってホント?
あきらめきれずにおやつを食べてハレルと遊んで、でもって16時にもう一度トライ。出てくれた!(向こうもおやつタイムだったか?)
で、その担当の方いわく。
聞いたことないよ。
フツーに荷物と同じようにターンテーブルから受け取って、検疫すませるだけ。ま、業者通したいならダメとは言わないけどね。義務じゃないよ。
だそうだ。
ほらね!やっぱり大使館に聞くのが一番!
ま、メキシコだから。ラテンだから。最後まで何があるかわかんないけど。
さあ、どうなりますか、こうご期待っ!
おしまい。
◉関連記事(まずはここで必要な準備を知ろう!)
◉こんな記事も書いてます(前回のメキシコ滞在記)