えーと。いきなり続きである。
前回はこちら。
食品だけで終わってしまったので、今回はタイトル通り「道具編」。海外で調達するより日本から持っていった方がよいもの=ちゃんと持って来た&忘れたので送ってもらったものを紹介するよ!
ちなみにアタシの場合メキシコだけど、他の国に留学やら赴任やらで行く人の参考にも・・・なるかな?なればいいな。
ならなかったら「ここが違う!」と教えてね。またはカミソリなど刃物バンバンEMSや船便で送ってね!ってか、むしろ待ってる?
…何でかって?はい、ではさっそく始めよう!
キッチン用品
1. 包丁
これだけは忘れずに最初から持ってきた!
飛行機で手荷物にしたら絶対アカンが、包丁だけは絶対日本から持ってきた方がいいと思う。なぜなら…
メキシコのは包丁じゃない。ナタだから!
切るというより叩き割る!
「切れ味」ウンヌン以前の問題。で、この包丁で玉ねぎのみじん切りなぞしようものなら、細胞壊しまくりで涙なしには無理!ちっくしょーと悔し涙も追加して心底後悔すること間違いなしだ!
とはいえ砥石で研ぐという手もあり。実際コッチで知り合った多くの日本人は中華街などでゲットした砥石でマメに研いでいた。
マメでないアタシは「はるかに長い間研がずに使える」と謳うコチラを愛用↓
前回のメキシコ生活にも持ってきてたが、義妹に
「きゃあ♡ニンジンがバターみたいにサクサク切れるぅ♡」と大感動され、誉められると何でもプレゼントするイスラム人のように
「あ、そんなに気に入ったんならあげるよ」
…つまり現在のは2代目である。
でもね。これ、かなり高いのよ。
なので改宗?して、それ以後はどんなに誉められても「あげる」は禁句(日本でもよく誉められた)。
説明書きには
「決して安いとはいえないお値段ですが、長い間ご使用出来ることなどから見て、価格以上の価値ある商品と信じております。」
いや、ホントその通り(あげなきゃ一生ものよ)!サビない、研がない、腐らない!
もちろん、今使っているお気に入りがあるならそれで全然OK!でも新たに購入を!と言う場合は、ちょっと候補にしてみてね。歌舞伎な箱も海外向き♪
それこそお土産にしたらすっごい喜ばれるだろうけど、いや、マジ高いから…
2. 箸・菜箸
これは痛恨のミス!どっちも忘れた!
食べるのに箸ほしい!カップラーメンはフォークでもなんとか許せるけど、ドンブリで作ったラーメンは…やっぱり箸で食べたいのよ!
ついでに料理でもヒョイヒョイひっくり返すのに菜箸は便利!※日本人には!
でも田舎町じゃ売ってないよ。巨大スーパーWalmartでも割り箸は売ってても普段使いのはナシ。日々割り箸は悲しすぎるので、そのへんの枝で作ろうと思い、学校の用務員さんに道具を借りにいったら、部屋にあった丸棒で作ってくれた!
グラインダーで先を尖らせている用務員ファン
アタシやすりで削っただけ。
でもね〜。今回の荷物で菜箸も届いたんだけど、
太鼓のバチかよ!
…って位、ちょっと棒が太かった。
この通称「菜バチ」くん。日本から菜箸が届いた今もちゃんと使用中。存在感デカいから使用頻度、実はこっちのほうが高いかも。
で、食事用の箸は、荷物が届く前に結局拾った枝で自分で作った。
↑ やすりは用務員室でもらった。
カッターも、はさみも、ともかく刃物系は日本のが優れてる!削るのにコッチのカッターで苦労したけど、まあ出来たからよしとしよう。
制作箸と今回荷物で届いた箸との比較
こっちは太さ、大きさとも使い勝手はまあまあ(自画自讃)。
ワックスなんてこのためにわざわざ買わない。キッチンのオリーブ油を数回塗りこんだだけだけど、すぐベタベタ感はなくなったから、これもよし!
これもお客様用として現在も使用中。
3. 皮むき器
これも前回のメキシコ生活の教訓で必要だったのに忘れたもの。
個人の好みだと思うのだけど、こっちの皮むきってほぼ押して切るタイプなんだよね。でもアタシは使い慣れた引いて切るタイプがいいわ〜。
もともとラクしようと使うのに、それが使い勝手悪いとすごいストレス!そこで家に残してきたものを母にありかを教えて頼んだら、なぜか2個届いた。???2個も持ってたか?1個はなんか熱で溶けてるし。まあよい。
ついでにコッチで無くしてもいいや、とご飯用の樹脂しゃもじ(木のよりくっつかない)、大根おろし器(日本でも捨てどきを探る30年もの)…なんかも送ってもらう。
包丁はバカ高いけど、こっちはみな100均かも。でも使い慣れたものが一番!
さっそく届いた日に「ショウガだと思ったらウコンだった。使って〜」と、先輩日本人さんがくれたので、ウコンを大根おろし器でザクザクおろした!
結果!
大根おろし器もアタシの手も(もちろん米も)まっ黄っ黄だぁ!
その証拠写真を撮ろうと手の上にウコンを載せたら、なんか勘違いした人が約一名、写り込んでマス…
でもウレシ楽し♪ 今度は何をおろそうかな?
4. 食品包装用ラップ
これについては詳しくこっちで語っているのでここでは省略。
10年経ってもこっちでラップは普及していなかった…。チャック付き保存袋とアルミホイルは種類も豊富に売られているけどね。
あったところで、ここまでさんざ言ってきたように
刃物系は期待できない
ので、気持ちよく切れるはずがない。
ということで、よく日本で使用していた人は、やはり持ってくることをおススメ!その際は
- なるべくデカいもの
- なるべく刃のいいもの
を持ってこよう。別に日本では安いものでも別に困らないんだけど、使い切ったら現地調達のラップを買って箱だけ入れ替えればいい。その際に大は小を兼ねるってことで。基本現地サイズは大きい場合が多いし。複数回使うことを考えるとちょっと良いものがやはり安心だ。
生活用品
5. 爪切り
ヒツコイようだがこれも刃物系。コッチで買って切れ味が悪いと…以下略
ちなみにハーちゃんと写っているがコレは人間用。ハーちゃんのはまた別。こちらも日本から持ってきた。ただでさえ爪切り嫌いなのに切れ味悪いと…以下略
6. 体温計
場所取らないからね。これも持ってきた方がよい。
理由はコチラ↓
- モウロウとしてるときに買いに行きたくない
- モウロウとしてるときにトリセツ読みたくない
- モウロウとしてるときに摂氏と華氏の計算ムリ
そう!日本は摂氏だけど華氏を使用している国で買ったらワケわからん!だいたい摂氏38℃が華氏100°F
もし今モウロウとしてるのに計算しなきゃならコチラをどうぞ(どちらかの数字を入れるともう片方を教えてくれる便利サイト)↓
7. 裁縫道具(もしくは文具)
靴下かがりやボタン付けくらいしかしないよ、って人は要らないかもしれない。
でもね。
和ばさみ(糸切りばさみ)は裁縫好きな現地の女性のお土産に喜ばれるよ!
にぎるだけで糸が切れる〜!便利〜!すごい!さすが日本っ!…ってけっこう感動される。でもって100均商品でも問題なく切れるので自分用にまずは持っていってみては?
ただあげるだけだと「なんじゃこりゃ・ポイ」になることもあるので、絶対目の前で実演すること!
あとはハサミたち。これもこっちの切れ味は…以下略
それから裁縫よくする人だったら…縫い針・待ち針も持参がいいよ!こっちの針も刃物系と一緒で全然とがってなかったりするんで…以下略
まあ、そんなにハサミやらカッターやらは使わないし〜という人へ。
先ほどの糸切りばさみと一緒で自分用にもなるけどお土産にもよい文具はどう?
- ボールペン
- 消しゴム
- マスキングテープ
どれも日本のフツーのヤツでいいの。そんなフツーのが海外にはないのよ…だから自分でも嬉しいし、古今東西いつでもどこでも間違いなくあげると喜ばれる!
こっちの消えるボールペンなんか感動もの!
単に黒く汚してんのかっ!?という現地消しゴムのストレスから逃れるためにはコレ↓
その他
ここからは個人的に必要なものだったのでサクッと紹介。
8. 浴衣・折り紙・日本のマンガ
一応今回日本語教師で来てるので。やはりモロモロ必要だった。浴衣は帯や下ひも、草履系も忘れずに。もちろんチャンとした着物でもいい。
9. フツーのレジ袋
いろいろ持ってきたり送ってもらったりするときに日本のレジ袋に入れることをおススメ!コッチのはヤワなのですぐ切れる!裂ける!
10. ハーちゃんのおやつ
食料品は安くて美味しいのに犬のおやつって安くもないし、ウマそうでもない…塩分薄そうな人間用チーズをあげたりしてるけど、今回の荷物に入れてもらった♡
「ほーら、ハーちゃんのもあるよ〜」
と、次の瞬間!
マッハの喰いつき!w
そうか、キミも日本の味に飢えてたのね〜…
まとめ
- 刃物系は日本で用意するのが一番だ!
- でもコレらは機内持ち込みはNGだ!
- 自分用・お土産に重宝するのはボールペン、消しゴムなど文具(&和ばさみ)!
あ、自分用&お土産は前回のこちら・食品編も参考に〜
参考になるかな?なったかな?
…無責任にも。はい、おしまい!
生徒にバスケ好きが多いので送ってもらったスラダンは20歳オーバーに人気