・・・おかしい。
前から読んでも後ろから読んでも「せかいにフラリ ラフにいかせ」のみゆまっしー。本当なら、そ〜れ世界にフラリ、ってなもんで、今頃はメキシコにいるはずなのに。
なんだかまだ日本でフラフラしているよ。
海外生活エピソード2始動!…だよね?
このブログでも、早くも7月に高らかに宣言している。
続きを読む・・・おかしい。
前から読んでも後ろから読んでも「せかいにフラリ ラフにいかせ」のみゆまっしー。本当なら、そ〜れ世界にフラリ、ってなもんで、今頃はメキシコにいるはずなのに。
なんだかまだ日本でフラフラしているよ。
このブログでも、早くも7月に高らかに宣言している。
続きを読む前から読んでも後ろから読んでも「せかいにフラリ ラフにいかせ」という、役に立つんだか立たないんだかわからないブログをこっそりひっそり書いて早5ヶ月。いいの。楽しいから。でもって読んでくれた人がちょっとでも楽しんでくれたら嬉しいな!では曜日テーマ【火曜・海外生活】はじめるよ。今日もよろしく!
いろいろなところでチョロチョロ書いているように、アタシはいわゆる国際結婚のバツイチである(このバツイチって言葉は嫌い。じゃあなんならいいのよってのはこちらの記事に書いたので、お時間あったら覗いてね)。
メキシコ人と一年メキシコにて同棲。その後日本に来て結婚。そして七年後に離婚して現在に至っている。過去のオトコのネタをグダグダとシツコく書いているのも自分でどーかと思いながらも、今日もやっぱり書かせていただこう(反省ゼロ)。
続きを読むなんか雨で終わった三連休。この後も秋分の日が控えているけどなんか天気がパッとしないままするる〜んと終わりそうな感じ?でも読書の秋にはいい陽気ですな。食欲の秋は天気関係ないし。てなわけで今日はメキシコの祝日の話。へーほーふーんでどうぞ!
ちょっと古い統計(2013)だが、参考までに引用するとこの通り。
続きを読む調査の結果、世界一祝祭日の日数が多いのはコロンビアとインド(18日)であった。2位はタイ、レバノン、韓国の16日、日本はアルゼンチン、チリ、フィンランドと同率3位の15日であった。
祝祭日の日数が少ないのはメキシコ(7日)、オランダ、イギリス、ハンガリー(共に8日)であった。
あなたが既に八回シリーズの【私小説】曼珠沙華の路(みち)を読んでくださっていたらこれはあとがきであり、何それ?おいしいの?という方にはこれはまえがきである。本編のアウトラインや書ききれなかったエピソード、また登場人物「彼」のその後___などについて、つらつらと書いておこうと思う。
ネタバレになるので本当にどう書いてよいのやら、なのだが…こんな感じの話である。
日本で出会ったメキシコ人男子と私の友情&彼の成長物語【R15指定】
※ウチのブログは基本12時更新なのだが、めちゃくちゃ失敗した。昼、例えば仕事の休憩中にサクッと読んでいただけるような内容ではなかった(昼ドラにはなるかもしれないが)!
ノンフィクション小説、と本編でも言っていたように、本当にあったことである。とはいえ、多少は話の都合上盛ってるところもあるのでは…?と思われるかもしれないが、間違いなく細かいエピソードも含めて、95%は真実である。んじゃ残りの5%はどこが真実ではないのか。それはこちら。
彼岸花。リコリス以外も別名たくさん!
詳しいことはこちらがとても詳しく載っていておススメ!
以下、このサイトからの引用
彼岸花(曼珠沙華/ヒガンバナ)は花が咲いてから葉が伸びる
彼岸花は、花が咲いた後に葉っぱが伸び、秋に咲いて春に枯れるという通常の草花とは逆の生態をもっています。その葉と花を一緒に見ることがない性質から「葉見ず花見ず」と呼ばれ、昔の人は恐れをなして、死人花(しびとばな)や地獄花(じごくばな)などと呼ぶこともありました。
これって登場人物「彼」の象徴みたい。葉が茂る前に急いで咲いてしまった花…みたいな?まあ、完全な後づけ。でも本編でできたら使いたかったなあ、このネタ。
※ちなみに前回はコチラのサイトから引用させていただいて毒&食用をテーマに1記事かきました。毒があるのに食用!?秋の味覚・彼岸花(曼珠沙華)
と、なんとなく内容を匂わせたところで、まだお読みでない方はできれば是非今から本編へ!ただ先ほども触れたように昼ひなかに読む内容ではない?ので、秋の夜長におつきあいいただけたら嬉しいです。
★本編(だいたい一話が2000〜4000語くらい)★
帰国後彼は自分に起こったことを祖父母、そして母に正直に話をした。そして彼がもう大人であり、そしていろいろ苦しんでいたことを知った彼らは次のことを明かしてくれた。彼はその母が10代でもまだ若いうちに乱暴され身ごもった子だった、ということを。彼女にしてみれば彼を見ることは 、その忌まわしい記憶を毎回思い出させることだったのだろう。だから疎遠だったのだ。___彼はそのことを知り、母も苦しんでいたんだ、と夏、私に語った。
(あああ、文体がまだ抜けないらしい)
夏に彼らの妹たち・お母さん・お祖父ちゃん・お祖母ちゃんたちと小旅行(彼が撮影)
彼の荷物を取りにいく時間はなかったので、私の洋服で彼が着られそうなもの(下着は別!)を持っていったのだが、面会後にパーカーは返された。
パーカー部分がヒモで絞れるようになっていたので、そのヒモが自殺幇助(ほうじょ)になる可能性があるため、だそうだ。 皆さんも差し入れを持っていく際はヒモのない洋服にしよう!(でも長ズボンは巨大なヒモのような気がするんだが…これはいいんだな〜)
でもって面会中に、警察のヒトはしっかりちゃっかり荷物チェックしてるんだな〜。ポケットにヒミツの手紙…とか入ってないか、とかそういう感じ?まあ、フツーするか。
ともかく約束通り、私はこの夏一ヶ月メキシコに行った。そして約束通り三食昼寝つきですっかりお世話になった。本当に彼の祖父母は最高だった。マシューとマニラのようだった。アタシがアンだった、とは言わないが。
彼の妹たちやお母さんもしょっちゅう遊びに来て一緒によく遊んだ。
とても楽しかった。とても暖かかった。とても幸せだった。そして___
これが私の夢、南米移住へのスタートへの一押しとなった。
もちろん彼らに頼り切るつもりはない。しかし単身コチラに乗り込んでちょっと日々の生活に疲れた時、私には待っていてくれる「家族」がここにある___そう思えたのだ。それほど彼らは私を「家族」として迎えてくれた。
そうして私は翌年仕事を辞め、日本のマンションを引き払い、ちょうど一年後の夏、メキシコに戻ってくる。今度は無期限でこちらにいるつもりで。
このヘンの経緯はこちらの記事の最後に出てくる。
そしてその後の生活と「彼」との絡みはこちら。
私が二度目にメキシコに渡った時には、お母さんはダンナと別れ、彼の妹たち二人とともに祖父母の家に転がり込んでいた。
やはり和解はしたものの、彼とお母さんの関係はあまりよろしくなかったか?そのへんの経緯はこちらにちょろりと現れている。
自分が通っていたような、授業をすべて英語で行う私立校の教師として働き始めていた彼は、一人暮らしを始めた。
日本好きの彼が名付けた猫の名前は「ちひろ」。千と千尋…からではない。「鬼束ちひろ」からだった。とりあえず趣味の違うアタシはノーコメントである。なぜ「あゆ」でないのか?興味もない。ついでに彼の祖母はいつまでも名前が覚えられなかった。
このときアタシは違う街に住んでいたのだが、クリスマスやお正月は彼のこのうちに「おさんどんするから泊めて〜」っと、一ヶ月押し掛け女房をしていた(当時相変わらず自炊はレベル1。でも頑張ってはいた)。
そうそう。彼の「彼」の話を忘れていた。イタリアの彼はあの騒動で一気に熱がさめ自然消滅。その後(私のメキシコ行き前に)一回女の子とも付き合ったそうだ。
が。やっぱり僕は男の方が好きだ。と、この頃言っていた。親友は女の子。その子とはめちゃめちゃウマが合って私ら三人はよくつるんで遊んでいた。
新年はお祖父ちゃんたちと一泊旅行に行った。
本当にほんとうによくしてもらった。楽しかった。
でも・・・あかねさん。第八話のコメントでの質問にお答えしよう。
現在は彼らとは音信不通状態である。
というのは…この半年後に知り合う私の元ダンナにけっちょんけっちょんに関係を分断されたからである。
そのへんの経緯は…まあ、また別の機会に。
でも、今はソイツもいない。彼のアドレスが変わってさえいなければ…また関係が復活できるかもしれない。と、思いつつ今日までメールを書いていないのは…お祖父ちゃんお祖母ちゃんの「今」を聞くのが怖いからだ。
彼にあんなエラそうなことを言って姐さんぶっていたけれど、本当はアタシも弱虫で怖がりのコドモ、なのだった。まあ、年だけは重ねてるけどね。
あーーーーー!そうか、もう彼はあの頃のアタシの年齢を超えてるんだ!
うっわ!やっぱり会ってみたいな。さて次メキシコ渡ったら…連絡してみよう…かな?
では最後に。毎日はーちゃんの朝の散歩で 取り続けた写真でお別れ!
で、今日。
信じられない!切り取られてる!
確かに昨日で話は終わったけど。あんまりじゃない???
ここは毎年赤と白が柵のアッチとコッチで咲く「七夕カップル彼岸花」で、アタシのお気に入りのところなのに!白い方は球根ごと持っていってるよ!!
どこのどいつだ!!
呪ってやる〜祟ってやる〜
でも、ここまで読んでくださった皆さんには
ありがとうございます!×無限大
え?本編読んでない???
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おしまい。
前回メキシコ人の絶対外せないおしゃれポイントについて述べた。
今回はその後編である。我らが日本である。さっそくいってみよう!
では、日本人がオシャレで力を入れるところはドコなのか?
これは自分の国のことだけにヘタなことを書くと面倒だから、これまたメキシコとの比較からまずは日本を見てみよう。うん。
メキシコ人に日本といって連想してもらうと出てくる単語はトヨタ・ニッサン・ホンダ・スズキ・・・。あ〜はいはい、ありがとう。
そんな車王国ニッポン。走っている車はみんな新車?いえいえそんなことはありません。でも向こうの人たちにしてみたらそう見えるんだよね。
逆にあっちじゃ、ホコリでお絵描き出来るのは当たり前。
ついでに後部座席に行きやすいように2ドアの車の助手席が外されているのはタクシーなんかでよく見るけど、サイドミラーがない、ドアがない、ライトがないなんてのもヘーキで走っている。
ま、そもそも運転免許なんかもほとんどの人ないし。タイヤが4個ついてるだけで、それでアタシの命が1個あるだけでめっけもんなのである。うん。
そんないいかげんメキシコのお話はこちらにも。
あとこれはフランスの話だけど、どう見ても車間距離が近すぎの路上の縦列駐車をみて、これじゃ車出せないじゃん!どうするの?って現地の人に聞いたら
「前にガン!後ろもガン!って当てて、スペースつくるんだよ。簡単さ」とあっさり言われたよ。あっちじゃ当て逃げって単語はないのかね?
つまり彼らにとって車は実用性が大事。走れればOK。洗車?何で必要なの。車へこんだ?だから?ワケ判んないってところである。
あと日本では、家賃のめっちゃ安いアパートでカツカツ生活だけど車はBMVやポルシェっていうのもよく聞く話だ(この女性版は借金地獄だけどシャネルにヴィトン)。
こういうのを考えると、自分のことは二の次でモノを偏愛する傾向が日本人にはあるのかな〜?とか思っちゃう(で、その反動としてミニマリストが生まれたのか?)。
まあしょせん人の好みだから、本人が幸せならいいんだけど。うん。
もちろんモノに頓着しないヒトもいるさ。
じゃあ一般的に日本人のおしゃれポイントってなんだろう?
日本にはもともと自分をキラキラ・ハデハデに飾り立ていることを粋としない文化がある上に、バブルが弾けてからコッチ、さらに輪をかけて「ゴージャス」というものは悪趣味でナチュラルを良しとする文化が定着している気がするのね。
このナチュラルであること。これが日本人のオシャレポイントでしょ!これに関して日本人は自分の内側にも外側にも、力もお金も注いで磨いていると思うんだ。
例えば。
夏に海外で日本人女性ってすぐわかるよ。なんで?
ズバリ。露出の低い服装をしている東アジア人、それが日本人女性だ。
日本人女性はバッチリ日焼け対策をしているからな(帽子被って、アームカバーして、ショールして、ついでに日傘もさしちゃう)。世界でイスラムの人の次に肌を覆っているのではなかろうか。うん。
日本人女性がそこまでして守りたいものは何か。
それはシミのない美しい素肌。
ちょっとのシミは厚塗りして隠しちゃえ!って思考にはならんのよアタシたちは。ホンモノの美白のためなら化粧品だ、サプリだ、食事だ、体操だ…なんだってするさ!金もかけるさ!…かけられないなら少しでも紫外線に当たらないように自分を守るさ!髪型を犠牲にしてでも帽子をかぶるさ!
そう、いっときの見た目なんてどーでもよし!長期的・絶対的な真の美を追い求めるのよ!
ホントに日本人女性の素肌はそれだけバッチリ守っているだけあって、本当に美しいとアタシは思うよ。うん。あんまり見せる機会がなくってもったいないねえ。うん。
男性の髪型だってさ。 ジェルでがっちり固める?おいおいポマードおじさんかよ、とまではネオ七三あたりが流行りだしてから言われないにしても。
でもね〜。ナチュラルじゃないんよ。それよりはやっぱりワックスで自然な仕上がりってやつでしょ。
そうこの「自然な仕上がり」が日本人の大好きキーワード!
このキーワードを軸にして、手がかかってなさそうで計算されつくされた「くせ毛風パーマ」だの、自然素材の柔らかさを追い求めた「まるで麻のようなしわ加工の合成繊維」だのといったヒネリ技のナチュラルおしゃれが日々生まれている国。それが我がニッポンである。
本当の真性ナチュラルはけっこう「ダサい」と切り捨てられがち。
ナチュラルっぽいのに本当は手がかかっている、手間がかかっている、お金がかかっている…こういうひとつヒネッたのが好きなんだね。ヒネクレた国民である。ああメンド。そう思うアタシが一番ヒネクレているんだけど。うん。
さて。最後にひとつフォロー。
やっぱり日本人は勤勉だし、いろいろ勉強熱心だって思うこと多いね。ほんとは車だけじゃなく、外面だけじゃなく、自分の内面をけっこうみんな磨いているんだな。
で、それを俺、こんなこと頑張ってんだぜえ〜!ってあからさまに見せると嫌がられることが多いから、あんま皆さんストレートに見せないようにしているけど。
そう。基本見えないとこで。いろんなところをせっせと磨いてるんだな日本人!
ま、別の言い方をすると、人の目にすっきりスマートに見える「清潔感」を大事にするメキシコ人は本当に清潔なわけじゃない。
そんな実例はこちら。
それに対し「清潔」大好き日本人は、ほんとはめちゃくちゃキレイ好きなのに、そう見せないようにワザとクシャクシャ頭やらシワシワTシャツを着たりするってこと。
あれ?そういう話だった?まあいいや。で、キミはどっち派?
おしまい 。
好みはそれぞれ。あなたはどっち派?前編の今回はメキシコ人のおしゃれポイントをご紹介!
はじめにちょっとした豆知識から。
2015年GDP(国内総生産)ランキング。アメリカ・中国・日本がTOP3だけど、メキシコって何位くらいだと思う?
答えは15位。意外に高いんだ〜と思ったのはアタシだけ?ちなみに中南米のなかでは9位のブラジルの次だよ。詳しくは
世界の名目GDP(USドル)ランキング - 世界経済のネタ帳
とはいえかなり富は片寄っているので、街には裕福でない層の人たちも多く見られるのが現実。でもそんな人たちも…ヘアスタイルはちゃんとしていることが多い。ともかく老若男女問わず、ほんとうに皆さん頭の身だしなみは気合い入ってるんだな!
それもそのはず。彼らのオシャレのポイントは頭と靴なのだ。
街にはEsteticaと表記された美容院と靴屋がともかく多い。石を投げればどちらかにあたりそうな勢いだ。
いや、一番当たるのは犬のpopo(幼児語でうん◯のこと)か。これはメチャクチャ多い。道を歩く時は足元注意だ。夜中は恐怖だ。話がそれた。戻そう。うん。
え〜と。例えば男子。
いつでもさっぱりカット(一説には二週間に一回)。さらに小学生くらいからすでにジェルでつやつや固めている。とーぜん寝グセなどありえない!
日本では寝グセのまま登校する男子は当たり前だし、オトナになっても逆に世の女性に「かわいい〜」と結構好意的に受け入れられるコレ。そもそもメキシコで男子がカワイイなど、マッチョ信仰が衰えないこの国ではありえない。ついでにヘアスタイルに構っていないことがバレバレな寝グセ。ありえない!
まあ、あちらは朝シャワーが当たり前のお国柄だから実際はこれで解消だ。たとえ寝坊しても遅刻してでも朝シャワーはするでしょ、彼らなら。
例えば学校や仕事に遅刻したって
「どうして遅刻したの?」
「いや、急に雨が降ってきたから」
「あらそう。じゃ、しょうがないわね」
で終わりの国である。「寝グセ直してました」と本当のことを言っても平気かもしれない。何はともあれ髪型は、彼らにとってとーっても大事なことなのである。
そして靴だっていつでもピカピカ!スニーカーだって洗濯機でグオングオン洗っちゃう!その洗濯機でタオルを洗うコチラの気持ちなどお構いなしだ、ぐすん。
そうそうアイロンもきちんとかけるね、メキシコ男子!別れたダンナがTシャツやジーンズにアイロンかけ始めたときはホントかよ!と思った。別にそれで別れたわけじゃない。
そして女子。
手のこんだ編み込みヘアの小学生は当たり前。手先が器用なのはけっして日本人だけではない。またクセっ毛の子が多いがボサボサ・バサーなんてことはまずない。やはりつやつやスッキリ!である。
ちなみにピアスはほぼ赤ちゃんのときに開けているからこれまた小学生では当たり前。ついでに15歳位なら化粧も当たり前にバッチリって子が多い。
靴は男子の項と全く同じ。いつでもピカピカで新品のようである。
えーと。だからってその靴で、アタシのベッドに上がるのはやめてほしいな。うん。いや、だから外にはさ、ワンちゃんの落とし物がワンサカあるわけさ。そこをさ、100%避けているとはいるとは断言できないその靴でだね、うん。確かに見た目きれいだけど。いや、その。あの。
ああ〜見なかったフリ!
アッチに住んでいたとき義理の姪っ子たちや友人の妹たちがポンポンアタシのベッドに乗ってくるのが最初恐怖だったけど、人間慣れってこわいねえ。
別の意味で見ないフリを覚えた話はこちら。
えーと。髪と靴だったね。そう。女子もこの二つはいつでもキレイ。それなりに手間もお金もかけているね。それに較べると洋服にはあんまりお金をかけている感じがしない。
また若者女子はまず制服以外スカートをはかない(なんで?と聞いたら「ダサいから。あんなのはくのはオバさんだけよ!」と言われた)。へそ出しジーンズ以外はボトムズとして認知していない勢いである。
もちろんセレブの方々は全てにおいてお金も力も注いでいるが、そうできない一般庶民が力を注ぐところ。それが自分の上と下。つまり髪型と靴、なのである。
言い換えるなら「頭」でも外側は磨くが内側はあんまり磨かない。
大事なのは見た目!カッコ良くってなんぼ!ビジュアル重視!それがメキシコ人のおしゃれの考え方である。
じゃあ日本人のおしゃれポイントって?長くなってきたので前後編に分けるね。続きはこちら。
ではまたね!
今回はこの第二弾である。
アタシみゆまっしーのモノづくり、究極の目標はセルフビルド(自分のお家を自分でつくる)。今日はメキシコ手作り市でお隣の出店者だったEのおうちを紹介しよう。
使える素敵ネタが満載なのだ!
これからおうちを建てる人、必見!
いや、既にある人も急にリフォームしたくなるかも〜
このなか、シャワールームなんだけど、ビン使いがいいじゃん!
覗かれるのがいやなら高い位置にとりつければいいし。
ボトルアート的にビンに何か入れておいてもいいかも!
二階のシャワールーム。天井も放射状にビンが入っていて昼は太陽光が差し込む(メキシコはみな朝シャワー派)。これ、実に気持ちよかった!
夜に歯磨き・トイレでここを使えば、中の明かりが廊下や外に漏れてこれまた素敵。
…これってさ。普通の寝室・勉強部屋にもいいよね。廊下にその部屋の明かりが漏れれば、
監視するってほどキツキツでなく、完全に遮断されてもいない。テキトーに半透明な世界。家の中にいっぱいあるといいな。
そうそう。これ、壁だけのアイディアじゃない。このお家の二階の床の一部も厚い不透明ガラスだった。これも二階のあかりが一階に漏れてオモシロいな〜と思ったよ。
梁が外にグーンと出ているのは日本の建築でも見たことあるが、これ、何がいいって…
ハンモックぶら下げるのに最高じゃん!
ここでは洗濯物が干されてるっていうよりはひっかかってるが。でも、ちゃんとそういう物干スペースにしたり、ちょっと屋根をつけてテラスにしたり、このワザ、イロイロ使えそう!
モチロン梁は防水をしっかりしないと日本では厳しい。でもそこをクリアーさせれば…
なかの強度にも良いってもんだ!
※ここがさっきの梁のなか。ロフトになっている。
おおお!自然石でぞうさん出現!
メキシコは日本に較べればやっぱり治安が悪いので、基本的に家の周りはぐるりと高い塀で囲まれている。
これ、けっこう味気ないのね。庭でぼーーーっとしているときに、植物ないおウチなんかだと、ほんと囚人のキブンになる。
でもこのうちはウキウキしたよ!ゾウやトリがいるんだもん。
ペンキで塗ったりではなくって、レンガと自然石っていう素材の違いでみせているところがなんともホッとする。
さらにところどころに棚がこれまた薄い大きな石の埋め込みで出来ている!
これ、お家の内装でも使えそうなネタだ♡
キレイなビン、ちゃんと取っておいているんだが。
いったいいつ、出動要請があるのだろう。
!Quien sabe! (知るもんかいっ!)
おしまい!
◉関連記事◉
このお家オーナーEと知り合ったくだりはこちらの記事
今日はメキシコでとつぜん目覚めた刺繍の話。いやあ、モノづくりってなんて楽しいんでしょ!って話。そう思う人、この指とーまれっ!って話…ではないか。でもせっかくのご訪問、ちょっとお付き合いくださいな!アタシみゆまっしー。どぞヨロシク。
いや、出土とかいってるけど、フツーに普段から使っているし。そもそもアタシの裁縫セットの中身は小学生の時からのものがかなり多い。そのひとつはコチラの記事でも紹介した。
さて。ではその最古の刺繍をもったいぶらずに紹介しよう。
普段はビーズ通し針入れである。
小学校5年の手縫いの授業で作った。このころの夢は獣医さんでオーストラリア移住だった。詳しくはこちら(長いよ!イタいよ!)。
そんな動物好きだから刺繍も犬。実にわかりやすい。自分にだけは実に素直なガキだった。
しかしこれをほぼ最後に刺繍というものにはほとんど手を出さなくなった。スキーだのスキューバだの海外旅行だのに忙しかったのもあるが、モノづくり的にもモノをいろいろ使って盛り盛りで作る方が好きなので、ひたすら刺繍糸と針でコツコツ…は、はっきりいって退屈だ!と思っていたのである。
※Googlephotoの油絵機能使用
とある港町に住んでいたとき。下宿先の一番近い食料品屋さん(メキシコではabaloteという。日本のコンビニのような存在)のおかみさん(写真左端・右端は娘さん)が、店の外の椅子に座り店番をしながら刺繍をしていたんだな。
それがすっごくカッコいいのである!
正確に言うとモチーフは伝統的な花とか果物とか。あんまりアタシは作りたくないんだけど、その技法が、色が、全体から醸し出すパワーが、すんごいのだ!
※我が家にあるメキシコの刺繍作品のイロイロ
その場で即弟子入り志願!!必要な道具=刺繍枠・刺繍糸(メキシコのはちょっと太め。モチロン日本でおなじみ6本取りのものもある)…などを街の手芸屋で買ってきて、自分の空いた時間にお店に行き、店先で教えを乞う日々が始まった。
で、記念すべき弟子入り第一号がこちらである。
モチーフはメキシコの羽のある蛇神「ケツァルコアトル」。実はこの時はこの刺繍部だけを作り、後日このようなチュニックに仕立てた。
メキシコの手作り市出店時も、日本での手作り市出店時も、時々着ている。
※メキシコでの出店時仲良くなったハチミツ屋さんEの子どもたちと 詳細は
コレでも着てる→
「あら、すてき」と誰かが目にとめてくれようものなら、妖怪おんぶおばけかコバンザメかスッポンか。待ってました!とガップリ喰らいついて、
メキシコの師匠から教わったんです〜食料品やのおばちゃんで〜…一通りの説明がおわるまでは決して離さない。そう、今キミが聞かされているこの一連の流れだ。
2度はカンベンだろう。そこでアタシの声が及ばない2kmくらい遠くから、ぜひ天体望遠鏡でその細部を覗いてね!
ココがね。このブルーのアミアミ部分がね。ハンモックみたいに浮いてんのよ!
超かっこええ〜!VIVA VIVA VIVAAAAA!!!
刺繍に目覚めたアタシ。すぐに第二作を…
と思ったが、この街、ともかく暑い!日本のムシムシした夏が一日中続く感じ。根性なしのアタシは早々に逃げ出し、そのまま忘れ去られて・・・今日に至る。
このチュニック着るたびに、
ああ、このハンモック技法、どーやるんだっけかな〜
も〜できないな〜
と、思っていたんだが。
去年、手作り市の出店仲間Nちゃんが素敵な本を貸してくれた。
インカ模様?ツボすぎる!!
発行日。アタシも生まれていないし!それこそ正倉院から掘り出したような希少価値!
そ の う え
このマボロシのハンモック技法が載っているじゃあないっすか!
VIVA VIVA VIVAAAA!!!
すごい、すごいよ!マサルさんNちゃん!と、ツバ跳ばして誉め称えたら、
「そんな気に入ったんならあげるよ」だって。
VIVA VIVA VIVAAAAAAA!!!
※メキシコの独立記念日。みんなでこれを叫ぶ(「El grito」)。
これで失われた技法も復活だ!さあ、ふたたび
目覚めよ、アタシの刺繍熱!
そのうちね。
おしまい!
モノづくりのことを時々ちょろっと語っているアタシみゆまっしー。今、仕事としては布を使ったものが主流だが、モノづくりは何でも好きである。
そしてアタシの最終的にやりたい究極のモノづくりは家。
だからいろいろなところで建物を見ても、こんなところの写真ばかり撮って、使えるアイディア探しをせっせとしているわけだが。
今日はそんなアタシのセルフビルド熱を一気に沸点まで押し上げてくれた、10年前にメキシコで出会った素敵なおうちを紹介しよう。
場所はメキシコ南部・オアハカ州太平洋岸のとある海辺の街 。この町の海岸からちょっと入った山の上に自分で家を建てて住んでいるメキシコ人Mとひょんなことから知り合ったのだが…
めちゃくちゃその家がカッコいいのである!
メキシコは砂漠っぽいイメージがあるが、オアハカ辺りはジメジメムシムシ熱帯気候である。緑もコンモリ豊富。山の方に行けば竹だって手に入る!その竹がスゴくかっこよく使われているのだな〜
テラスも実に気持ちがいい(残念ながら緑がコンモリすぎて海は見えない)。ちなみに2本のヒモみたいなのはハンモックだ(この街で海辺の安ホテルにも泊まったがベッドはなくハンモックだった。日本の熱帯夜もこのほうが寝汗かかないでいいと思う)。
テラスの手すりがまたいい!(※奥の洗濯物は無視!)
シャワーは屋外にある。トイレも同じくらいのサイズで横にあった。これは土砂降りの雨・それも夜とかだったら、ちょっとばかりメンドーだなーと思いつつ、この竹のドアの中途半端な密閉性が実にメキシコ的で個人的には好きである。
このヘンは一年中温暖なので「すきま風」で凍え死ぬ心配はない。だから窓ガラスがなかろーと、壁から向こうの景色が見えよーと、でもってそこからサソリがチョロチョロ入ってこよーと、ま、本人さえ気にしなければ問題はないのである。
ここならセルフビルドの敷居めっちゃ低い!
アタシでも今すぐできるかもっ!!
と思ったが、実はこの後半年くらいすぐ近くの街で暮らしたが、日本の夏のよーなジメジメの熱帯夜に音を上げて早々にメヒコ(メキシコシティ)に逃げ出してしまった。やはりちょっとは密閉性を高めるワザを身につける必要があるかもしれない。
ちなみにここへはサンミゲル・デ・アジェンデ時代の織物教室のクラスメート・チリ人のソレとメキシコ南部織物探訪ツアーをしているときに寄ったのだった。
◉サンミゲル時代の記事はこちらなど
◉そのサンミゲルの手作り市に出店した様子はこちら
ソレともこのお家の施工者Mとも 、しばらくはメールでやり取りをしていたのだが、ちょっと途絶えてしまってから連絡がとれなくなってしまった。当時はfacebookもなかったし。フルネームわかんないから探しようがないし。くうう残念!
そこで具体的な街の名は彼に迷惑をかけるといけないから書かないことにするが、チリ人のソレと日本人のアタシを快く受け入れてくれたし、その上滞在中イタリア人の友だちも来て大宴会へとなだれ込み〜!!…と実にフレンドリーで気さくなM君。
メキシコ・オアハカの海岸の街を旅していたら、もしかしたらキミもこの家の宴会におよばれするかも!さあ、その時のために一つだけアドバイスだ。
ここでは新鮮なサカナが手に入る。ちっちゃいけどマグロも一匹買えたぞ!そこでだね。粉わさび持参でメキシコに行こう!
(アタシは持ってなかったのでマグロ丼も寿司もみな生姜でふるまった。ちっ残念!)
おしまい。
アタシみゆまっしー。ここんとこひたすら10年前のメキシコ生活ネタをお送りしている。古くってゴメン。
昨日はメキシコでの手作り市出店の時のレポートをお送りした。これだ。
この記事で
結果的にフェリアの2日間とその後のちょっとした臨時販売も合わせ、総売上金4335ペソをゲットしたのである!
と書いたが、カンジンの出店料をお伝えしていなかった。
2日間の出店料;500ペソ(約5000円)だ。
一日あたり2500円。日本の手作り市の現在(2016年)の相場的には安い方の部類であるが、アチラの物価的には決して安くはない。が、立地も集客も客層もいい場所なので、総合的にはかなりよいイベントだと言えるのではないだろうか。
ちなみに次の月の総売上(venta)は8227ペソ+20ドルだった(約8万円)。
※日本に一時帰国のためミシンは友人に約5000円で引き取ってもらった
さて、それでは以上補足したところで、昨日のメール焼き直し記事の続き。いってみよー!
※今週一週間も過去のメール焼き直し【海外生活】ネタを掲載中!※
Date: Sun, 12 Feb 2006 14:24:29 +0900 (JST)
※ ちょっと紹介・我が家の家計簿
2006年・1月(すべてペソ;1ペソ=約10円)
① 食料費 966,49 (飲み水、肉、野菜、パン…など)
② 外食費 140,5 (タコス屋72、近所のポソーレ屋66など)
③ 生活消耗品107,2 (トイレットペーパー、洗剤、電球など)
④ 服飾費 160 (ちょっとフォーマルな黒靴代)
⑤ 教養費 247,4 (家の建て方マニュアル本210、海賊版DVD20、CD=R17,4)
⑥ 生活雑費1829,81 (家賃1500、洗濯屋31、電気57、電話232、もろもろチップなど)
⑦ 仕事経費410,3 (ファスナー(100本で)75、布180,3、商品包装用ビニール64など)
⑧ 交通費 95 (Aの姉Mの家まで3回、セントロ、ソチミルコなど)
⑨ タバコ代416 (24箱分、もちろん私だけではなくAの分も入っている!!)
⑩ その他 155 (Mの家へのみやげ、遊びにいったときの駐車代などもろもろ雑費)
総計;4527,7ぺソ
※2016年 補足※
ちなみに12月は人の家でしょっちゅう飯を食ってたこともあり4000ペソを切っていた。まあ、一ヶ月4000ペソが今のところの目標額である。
どうです、メキシコで暮らしませんか?
以上、メキシコは首都メヒコのソチミルコからみゆまっしーでした。GRACIAS!(2006,02,11)
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さて。まもなくメキシコ生活第二弾が始まる(2016年8,9月ごろ渡航予定)。で、また現地の手作り市に出店したら、今の物価事情も含めてまたリポートしたいな!
さ、では今日も制作に励みまする。おしまい。
(2016,7,15)
※昨日の手作り市・出店リポートはこちら
※今週一週間も過去のメール焼き直し【海外生活】ネタを掲載中!※
Date: Sun, 12 Feb 2006 14:24:29 +0900 (JST)
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皆さんこんにちは。みゆまっしーです。今回は枕文なしでさっそく本文に突入させてもらいますね。
先週末金曜日(2月3日)から火曜日(7日)まで、約一年ぶりに最初のこの国の滞在先だったサンミゲル・デ・アジェンデ(首都メヒコからバスで約4時間)に同居人Aと行ってきた。目的はここで土日にかけて開かれるフェリア(日本語だと何になるんだろう。まあ、内容はメキシコまたは各国の民芸品、アート作品、手作り品・・・などを扱う出店が集まった一種の臨時市)に出店するため。
メヒコの青山といった感じのコヨアカン地区に定期的に露店を出せる場所確保を目指してたのだが結果は惨敗。なんと2年待て、という返事だったので、友人の露店に依託で置かせてもらったり、Aの兄弟に口コミ販売してもらったりだけの販売方法で、自分ではまだメヒコで店を出したことが無いのだ(最後に路上で売ったのはプエルト・エスコンディードを初めて訪れた旅行中の去年の1月かも)。
しかしお客さんの嗜好を知るには直接販売が一番。
また、ケチの私が言うのもなんだがメキシコ人はケチなので、この生地は絹なのよ~といくら説明してもらってもイマイチ売れ行きの悪い着物生地のバッグなどは、アメリカ人を筆頭とした外国人が多く住み、観光客も多いサンミゲルのほうが回転するかも、という思いがあったので、一度は行って店を出したかったのである。
フェリアの開かれた場所も、私が語学クラスと織物クラスを受講した私立美術大学の回廊とその中庭で思い出深いところ。しかも現在この地に住む友人M&Yが確保してくれた場所はその織物部屋のすぐそばだったので、いろいろ思い出がよみがえって・・・と書きたいところだが、実際のところそんな感慨に浸っている暇はまったく!!なかった。
サンミゲルには前日入りしたもののすでに夜だったし、二人とも少し風邪気味だったので早々に就寝。で、初日の朝は通りがけの公園で壁面展示用の枝を拾い集め(このためにノコギリまで家から持参した)バタバタ準備し、10時のフェリア開始からはひっきりなしに訪れるお客さんの対応に追われ、隣の手作りの蜂蜜を売る店のやんちゃな子どもたちの対応にも追われ、ついでに漢字で自分や子どもの名前を書いて!の注文を受け、その製作(最終的にコースターになる)に追われ…という感じ。
※この子がお隣ハチミツ屋さんの娘。ほぼ一日うちの助手w
友人Mちゃんが二日とも差し入れしてくれたおにぎり、ハチミツ屋のEがくれたトルタ(スペインで言うボカディージョ、ちょっと短めのフランスパンみたいなパンにハムだのチーズだのをはさんだサンドイッチ)をエネルギー源として7時くらいの閉店まで全速力で駆け抜けた、といったところである。
しかしこう忙しかった忙しかった言うと相棒Aは文句をいうかもしれない。というのは大抵接客は彼がしてくれたのだ。
なにせ英語圏のお客さんが多いのだが私は現在英語はすっかり頭の中から消えてしまっているので、なにか聞かれても訳が分からない(どのくらい消えたかというと、以前「魚」って英語でなんていうんだっけ、とスペイン語の話せるアメリカ人に聞いたことがある。FISHだよ、と教えてもらった時はさすがに愕然とした)。そこでカナダ滞在歴8年のAにすっかりお任せ、ということに。
そんな彼は以前自分でこういった露店を開いていた経験からか、口から生まれてきたかのようにベラベラ語りながら次から次へと矢継ぎ早にお客さんに商品を紹介。
「このお客さんはこのバッグに興味があるんだから、ちょっとほっときなよ」などと私が横から口を挟もうものなら「俺には俺のやり方がある。口出し無用」と言われ、すっかり邪魔者扱いである。複数のお客さんがいて自分ひとりでさばき切れない時だけ、スペイン語圏のお客さんを私に回してくれる、といった感じ。
すごくありがたかったのは事実なのだが、さすがにアタマにきて、私が接客しているときは「私のやり方が私もあるから」と逆襲してAに口を挟ませず、なんとかお客さんとの会話を楽しむ時間をひねりだしたのだった。
このように仲良く(?)お互いの持ち味で接客し結果的には力を合わせて働いた私たちに、お客様という名の神様は非常にやさしかった。
ブレスレットは20個以上はけ、リュックタイプのバッグは一つを残して全部売れ…と、結果的にフェリアの2日間とその後のちょっとした臨時販売も合わせ、総売上金4335ペソをゲットしたのである!
日本円にしたら4〜5万円だが、あなどってはいけない。これは現在我が家の1ヶ月の支出とほぼ一致する額なのだ。もちろんサンミゲルまでの旅費に宿泊費、店出店料、食費だのナンだのの雑費といった経費を引くと半分くらいになってしまうのだが、とにもかくにも赤字にはならなかったし確かな手ごたえを感じ、今回得たものは非常に大きい。
サンミゲルで商売する人たちを始め数件メールアドレスを聞かれ今後の展開が開けそうでもあるし、また、結局ハチミツ屋Eの家族たちとすっかり仲良くなった私たちは、フェリア後彼らのトラックに荷物ごと乗り込み彼らのうちに遊びにいき、この日は既にホテルを取っていたので夜中おいとましたが、次の日は泊めさせてももらった。こうした人との出会いも大きな収穫である。
※彼女のうちがまた素晴らしいのだ。いつか紹介したい!
そんなわけで、来月の同じ日、4,5日にまた同じ場所でフェリアがあるので、3月も再度サンミゲル行きをする予定である。出店申し込みは今回はEに頼み、既に出店料も前払い済みだ。友人が買ったのと同じタイプのリュックを作って、という注文も受けているし、今回売れ筋もわかったので、また一ヶ月バリバリ作る予定である。
今回のフェリアに乗り込む前に、「もうかったらローリング・ストーンズのコンサートのチケットを買おう!」と二人で盛り上がっていた(2月20日ごろメヒコにやってくる)のだが、チケットセンターに問い合わせたら一人3万円もする席しか残っていないと言われ、あえなく断念。
そこで昨日はAの実家のそばにある日本で言えば肉のハナマサみたいなバカ安肉屋で牛肉だの豚肉だの普段は買えない贅沢な肉を山ほど買い、ステーキに、生姜焼きに…と、しばらくは豪華なメニューを食卓に並べ、ストーンズをバックミュージックに次回へのエネルギーを充電しつつ制作に励むつもりである。
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この後収支報告となるのだが、例によって長いので続きは次回!
今日もありがとー!おしまい。またね!(2016/7/14)
●で、後編がこちら●
※これは2006年のメールの焼き直しネタです※
Date: Tue, 4 Apr 2006 12:43:23 +0900 (JST)
今日は昨日UPしたこちらの後編をお送りするよ!
メトロもバスも動くコンビニ!?【メキシコ行商事情・交通機関編1】
いやあホントにメキシコ人って、ある意味関心するほどタフでバイタリティ溢れる国民です。私も路上では売ったことあるけど、今度はメトロで移動中にやってみるかな〜?
以上、メキシコは首都メヒコのソチミルコからみゆまっしーでした。GRACIAS!(2006,04,02)
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メキシコのイロイロを紹介した関連ページ
※これは過去(2006年)のメール焼き直しネタです※(2017/6/11追記あり)
Date: Tue, 4 Apr 2006 12:43:23 +0900 (JST)
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皆さんこんにちは。みゆまっしーです。(中略)前回の続きの行商事情第二弾をお届けいたします。
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メトロやバス(註1)の中や大きな交差点などは重要な商業ゾーンであり、またお手軽アミューズメント・スポットでもある。前回のようにその内容を3通りに分けると「商品販売系」、芸や労働を売る「パフォーマンス・労働奉仕系」、募金など善意を乞う「お願い系」。ではさっそくそれぞれを見ていこう。
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といったところで2000字を超えたので続きは次回!
Gracias tú! Qué tengas buen día! (2016/07/12)
ありがとー!良い一日を過ごしてね!け てんがす ぶえん でぃあ!
※関連記事
※家の中から外の道路を眺めたところ
※今週一週間も過去のメール焼き直し【海外生活】ネタを掲載!※
Date: Fri, 31 Mar 2006 14:38:03 +0900 (JST)
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皆さんこんにちは。みゆまっしーです。(中略)この家に一日いると実にさまざまな物売りの人や車が前の道を通り、これが実に種類もその呼び声(?)も多様で面白いので、今回はこの辺の情報をお送りいたします。
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行商人たちを大きく分けると三通り。よく通る威勢のいい声が勝負の「掛け声派」、ベルを鳴らして存在を知らせる「リンリン派」、拡声器を使って(この場合圧倒的に車使用)の「語り派」である。しかし同じ拡声器でも後述するタマーレス売りのように語りと言うよりは「唄い」と言った方がいい場合もあり、この分け方・名称も多少無理があるのだが、便宜上このように分けて以下それぞれを見ていこう。
とまあ、ざっと見ただけでも種々雑多な物売りが家の前を通ることをわかっていただけただろうか。日本でも物干しざお屋さん、灯油屋さん、歩く宣伝カー「チンドンや」など外国人からみたらきっと面白いんだろうなあ。
ともあれ店を構えるのには資金が要るがそうした必要のない行商はメキシコではあたりまえで、メトロやバスなどの交通機関のなかや、大きな交差点なども非常に重要な商業ゾーンと化す。次回はこの辺の事情をお伝えしよう。
以上、メキシコは首都メヒコのソチミルコからみゆまっしーでした。GRACIAS!(2006,03,30)
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長い?二回に分ける?お付き合いありがとうでした!(2016/7/11)
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アタシみゆまっしー。ここんところ10年前の友人・知人宛メールの焼き直し記事ばっかで、ブログやる気なしな感じですまぬ。ブログのカスタマイズも相変わらず進まないし、そもそもアフィリエイト開始もいったい何年先じゃ?って感じの放置プレイ。
だがしかし。
日本に戻ってきて早10年。アタシもそろそろ限界だ。そこで静かに水面下で進めていた【海外生活エピソード2】計画を、ついに始動することにした。
詳しいことは仕事などが落ち着いたらゆっくりここで書きたいと思う。
とりあえず今日は仕事のfacebookページで先週UPした記事のコピペでお許しを。
yONAOSHI商会(facebookページ7/6記事より)
【yONAOSHI商会・海外移転のお知らせ&7月出店情報】
突然ではありますがこの度8,9月頃より、看板犬ハレルとともに再び中南米方面へ不定期で行くこととなりました。そこで誠に勝手ながら8月10日をもちまして日本での制作・販売・修理活動をしばらく休止させていただきます。
海外がどのくらいの期間になるかは未定ですが、一時帰国の折などに修理の対応をさせていただきたいと思いますので、随時こちらのメッセージ機能やブログの問い合わせフォーム(後日設置)などで御連絡くださいませ(イベント出店もできたらしたいですね!)。
当面はメキシコ北部の街で日本語教師のボランティアをしながら、日本と同じように手作り市に出店していく予定です。そこで出国以降ここfacebookページでは、あちらでの活動報告がおもになるかとは思いますが、引き続き暖かく見守っていただけたら本当に嬉しいです。
今まで本当にありがとうございました!
その気持ちを今後のイベント出店で少しでも皆様にお伝えしたく、こちらをご覧になって会場で「facebook見たよ」で全品50%offとさせていただきます。よかったら是非是非遊びにきてくださいね!
ということで今後のイベント出店予定です
◉大崎クラフトマーケット
日時 2016年7月13日(水)12:00~20:30(雨天中止)
場所 大崎駅南口東西自由通路「夢さん橋」デッキ上
※雨天中止の際8月エントリー予定◯深大寺手づくり市 8/6
◯布多天神社つくる市 8/7
この二つは未確定。確定し次第またご連絡いたします
※後日記;全て終了しています
ナマみゆまっしーとその作品たちに日本で会えるのもあとわずか!
何?別に見たくない?ま、確かにアタシをわざわざ見に来るくらいなら上野のパンダを見に行った方がいいだろうが、平日夜の8時半までやっているイベント、というのもオモシロいし、他のたくさんの作家さんの作品もステキオモシロい。
首都圏のヒトはパンダとビアガーデンの間にちょろりと冷やかしにきてね!(今んところ水曜の天気予報は雨なんだけどさ。ハレル出勤しないしな…)
んでは、選挙も行ったし。制作始めよっ!
おしまい。
※最初の写真はメヒコ近郊のティオテイワカン遺跡で友人Cと。